2014年04月27日

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2014年5月号

シリアの駐日大使ワリフ・ハラビ氏(女性)と元谷代表の対談(BIG TALK)

ハラビ氏は「シリアの内戦」と「西側諸国」で呼ばれているものは政府対反政府というだけでなくカタールやトルコが支援するグループによるものでいわば周辺諸国や西側諸国による「内政干渉」「アラブの春ではなく、アラブの冬」だと主張し100を超える「テロリストグループ」が活動していると言っている

確かに、アサド政権は親子二代にわたる事実上の独裁政権に違いはないだろうが、ワッハーブ派やムスリム同胞団とは違い、世俗的なイスラム教国。大使自身が女性でありながらオックスフォードなどに留学し現職で活躍している

佐藤優も東洋経済か何かの連載でシリアに言及していたと思うが、中東はやはりよくわからない。とにかく、一度外部からの力でそそのかされたり既成事実が作られると混乱はなかなか収まるものじゃない。イスラム圏内の覇権争いに十字軍、モンゴル軍に西欧、米国と入れ代わり立ち代わり外圧がある地域で国を安定させるのは至難の技だろう

セバストポールは再びロシアになった。そしてさらに、ロシア系住民が多いウクライナ西部でロシア系住民が蜂起し、自治権を求めている。19世紀的な手法だが「自治」と「自国民保護」という道理は変わらない


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Posted by 比嘉俊次 at 19:20│Comments(0)雑誌
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