2013年10月14日

予想どおりに不合理

予想どおりに不合理 予想どおりに不合理
ダン・アリエリー 
訳:熊谷淳子 早川書房


行動経済学の基礎編

実験の手順などが細かく記されているのはいいが、聞き覚えのある話が多い・・・

ただ、やはりここでも文化の違いに注意は必要
どうやらアメリカでは先に注文した人とは「違う」ものを不本意ながら選び個性を演出する傾向があるようだが、日本なら逆だろう。本当は違うものを注文したくても「じゃ、私も・・・」という傾向だろう。もっとも、そうした感覚は薄れてきているが

そして、もっとも興味をひいた、「自制クレジットカード(項目別にあらかじめ設定した支出予定額を超えないように制限)」するカードは日本でこそありがたがられそうな仕組みだ
特に日本では銀行がカードの元締めとなっていることから、マーケティング的にも積立との連動や他のマイレージ等とのポイント交換で見栄えのいいビジネスができるかも

同じカテゴリー(科学)の記事
10月13日の記事
10月13日の記事(2018-10-13 13:12)

悪癖の科学
悪癖の科学(2017-08-23 10:35)

知性の限界
知性の限界(2014-06-01 17:36)

天才数学者列伝
天才数学者列伝(2014-04-05 13:00)

Posted by 比嘉俊次 at 11:15│Comments(1)科学
この記事へのコメント
「スタンフォードの自分を変える教室」

ケリー・マクゴニガル

を読み終わりました。
なかなか良い本です。
心理学も結構面白いって思いました。
Posted by キューピーちゃん at 2013年10月16日 06:03
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。