2014年01月16日
日本人のための世界史入門
日本人のための世界史入門
小谷野 敦
新潮新書 506
ある意味すごい本。全編のうち、ほぼ半分がボヤキ
だから帯にあるようび「3000年を一冊で大づかみ」などできないし、もちろん入門書でもない
とはいえ、内容的には口語体で雑談を聞いているようで、話し相手が少ないであろう世界史好きがコラム的に読むには面白い
興味深いのは2013年2月20日に初版で、購入した本は同年4月30日の11刷になっていること
正直出版社もそんなに売れると思っていなかったに違いない。重刷も思い切ってかけ切れずに小出しにしたのか・・・このタイトルと帯の勝利。編集者は出世しただろう
Posted by 比嘉俊次 at 20:21│Comments(0)
│社会