2013年05月19日

地図で読む 日本の古代史

地図で読む 日本の古代史 地図で読む
日本の古代史
三笠書房 知的生き方文庫

ありそうで意外と見つからない古代日本についての本・・・古代と言っても邪馬台国は3世紀。蝦夷、勇人の征討は8世紀まで行われていたとなると、大昔という感じでもない
しかし、この間のことは日本史の教科書では触れられていないだけに新鮮

しかし著者の「歴史ミステリー」倶楽部って何だ?委員収入やマスコミ出演料など副収入が見込めない史学の研究者が連名でアルバイト?
ちなみに「地図」はあったほうがわかりやすいのは間違いが無いが、理解が一気に進むというほどではない
人物の「氏」や「姓」など基礎的なことの説明は無い。いまや歴史の本はマニアしか読まないという前提なのか・・・

優れた文化を持ち込んだ渡来人や列島内にも異民族を抱えていた時代には残念ながら前掲の渋谷氏が言うほど日本は特別ではない。権力争いによる政変や暗殺は度々あったようだ

その後の兵部の衰退は単なる「刀狩り」だったのか・・・

それよりも鎖国令以前も海外とのつながりが、遣隋使や白村江ぐらいしかない、希薄なものかと思っていたら、以外にも頻繁なやり取り

中国や高句麗あたりの古文書が発見されると歴史観が変わるほどの朝鮮や中国との「外交史」が明らかになるかもしれない

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Posted by 比嘉俊次 at 23:20│Comments(0)社会
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