2012年01月21日
死ぬときに後悔すること25
大津秀一 致知出版
『人生が変わる1分間の深イイ話』でも紹介されていた本
タイトルは今風の「まとめ系」というか「手軽系」を連想させるものだが、読むと至極全うな内容
版を重ねているのもわかる(平成22年11月26刷、25万部突破とある)
致知出版、そして作家かと思うほど語彙が豊富で放送人のように言い回しが慎重。著者の履歴から見ると34歳でこの本を書いたようだ・・・
このたび司会をすることになったNPO「マインドケア沖縄」主催のイベントに著者が出演することとなり、正直心配した。「妙に達観した、僧侶みたいな人だったらどうしよう。いや、曲がったことは一つも許さない神経質な人だったらもっと困るな・・・」と思っていた
が、それは杞憂だった
控え室で打ち合わせしている時は専門職らしい熱意で話すが、ステージではちゃんと言葉を選んで必要ならば比喩や具体例をあげて平易にステージの理解具合を気にかけながら話している。やるなあ・・・
大津先生は真面目なことは真面目。質問をまず「流す」ということがない。だが冗談も通じれば、場つなぎで少し的まずれな事をいってしまえば「今のどうゆうこと?」と困惑が顔に出る。著書の中でそういっているのは謙遜ではなく事実のようだ
ただやっぱり腰が据わっているのはわかる。なんでだろう・・・単に「1000人の死を見届けた」というだけではないだろう。著書にあるように何事もそう簡単に正解がないのを肌身にしみているのか
かといってヘンに老成して訳知りがののことを言うわけでもない
だから対談もおかげでスムーズ
直言するが人間の不完全さを許容する。でも考えさせる。
視野が広い、俯瞰できる能力が高い人なんだろうなと思った
Posted by 比嘉俊次 at 23:30│Comments(2)
│社会
この記事へのコメント
その本読みました。
幸せとは何なのか、考えさせられました。
幸せとは何なのか、考えさせられました。
Posted by ユウゾー
at 2012年02月13日 13:36

こちらにもお邪魔いたします^^
こういう系の本がすきです!!
でもバスで読むと酔ってしまいます。。。
両方ちょいちょいお邪魔いたします。ミサト
こういう系の本がすきです!!
でもバスで読むと酔ってしまいます。。。
両方ちょいちょいお邪魔いたします。ミサト
Posted by (有)ライフバランス
at 2012年02月28日 13:32
