2011年10月10日
社会学がわかる辞典
新品同様を新品と同じ値段の1500円で古本屋で購入。この値付けは大学の社会学原論のテキストに使われていると推測
日本実業出版社の「活用自在」シリーズはどちらかというと雑学本的なイメージが強いが、本書はシリーズの見開き2ページ読みきり形式を踏襲しながらも「体系」を十分に意識したつくりになっている
もちろん索引もちゃんとついて事典としての機能もある
何より感心したのは社会学史が一番最後にある構成。これは普通は冒頭にもってきてしまうが、十分に社会学に対する興味をひきつけたところで更なる深みに誘うような巧妙な配置・・・このところ編集が残念という本が多かったが、これはアタリ
この構成はユーモア学を専門とする著者のアイディアか、編集者の力量か・・・
ストーリーは凝ろうとすると「裏の裏をかく」的な無理やり感や、360度まわってしまって何の捻りもないストーリーになってしまいがちだが、これはいい方法
内容だけでなく構成も含めて仕事に応用できそう
やっぱり社会学は役に立つ
Posted by 比嘉俊次 at 22:28│Comments(0)
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